【報告】5/21 埼教組「平和バスツアー」

5月21日は、朝10時前に北朝霞を出発。
まずは、横田基地に向かいました。

バスに乗ると、埼玉県平和委員会の二橋さんからの授業が始まりました。

埼玉県の主な基地の概要やその役割の変化、米軍と自衛隊の統合運用・共同運用、米軍横田基地と埼玉の空など、盛りだくさん。
興味深いお話ばかりで、あっという間の1時間でした。

横田基地では「友好祭」の真っ最中。カメラを構えている方もたくさんいました。
見学していると、C130から落下傘のデモンストレーション。
さらに、しばらくすると三沢基地から飛んできたであろうF16が2機。爆音で上空を飛んでいきました。
滑走路は約4km、外周は14km。幹線道路や一般住宅の間にある広大な基地でした。

次の見学先は、入間基地のわきに昨年開院した自衛隊病院。自衛隊員とその家族のための病院です。
一般病院との違いについて、学びました。

さらに、入間基地も見学しました。閑静な住宅街や工業団地の中に大きな基地。
大きな輸送機が何機もいました。火薬庫は、基地の主要な建物からはなれた民間工場の間近にありました。
その配置からも、基地が何を大切にしているのかが見て取れます。

最後に、米軍の所沢通信基地に行きました。
一般の住宅や公共の建物の間にぽっかりと空いた土地に、様々なアンテナ。
そこには、不要物や横田基地から出た汚染土が放置されていました。

私たちの埼玉県や首都東京に、巨大な軍事基地があることは異常です。
また今、軍事費を2倍化する大軍拡と日米軍事同盟の強化が叫ばれています。
日本国憲法と平和を守ることの大切さを再認識したバスツアーでした。